再帰的併合操作  人と動物の言語と概念

  今回は前回の記事の補足的な内容です。前回の記事「同一性と類型 差異と反復とアブダクション」の後半部で『人間と動物の言語的思考の差異として「アブダクション」と「記号の転移性」「再帰的併合操作」の三つの要素をあ […]

同一性と類型 差異と反復とアブダクション

今回は前半で「同一性と類型」、次にドゥルーズの「差異と反復」をアブダクションと認知言語学の「イメージスキーマ」という概念で考察し、後半では「オノマトペと音象徴」を中心に「言語」というものを考察しています。   […]

美醜と快不快 「前提」に排除されたもの 

  今回は「美醜と快不快」、そして「前提に排除されたもの」をテーマに考察しています。 ではまず一曲♪ パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 を演奏する吉村妃鞠さん、経験を経て年月を重ねてようやくわかるような精 […]

病は気から? 季節の変化と環境の変化(春) 

  春らしくなってきましたが、突然暖かくなったり強風が吹いたり寒さが戻ったり、三寒四温でまだ不安定ですね。    さて話は変りますが、「暖かくなると○○が出てくる、○○が増える」とか何とか言いますが、 […]

「正しさ」の多元性  言語・文法と能動態・受動態・中動態

  今回は「正しさ」というものの多元性がテーマで、言語と文法からの視点をメインに、そして「能動態・受動態・中動態」に関して考察しています。  「能動では、動詞が主語から出発して、主語の外で完遂する過程を指し示し […]

HSPとエンパス  気質と性格タイプの遺伝と環境とレジリエンス   

   存在論的に不安定な人間は、自己を充足させるよりも保持することに精いっぱいなのである。日常的な生活環境さえが、彼の安定度の低い閾値をおびやかすのである。(R.D.レイン) 自意識的な人間は、実際彼がある以上 […]