胃腸と丹田  心・無意識の調整と健康のエクササイズ 

 

「理性・個人的な感情・精神・顕在意識」「大脳新皮質」にリンクしています。「無意識・生物学的な自然感情・本能」というのは、「臓器全体」「脊髄、脳幹、大脳基底核、大脳辺縁系、小脳」にリンクしています。

 

精神「大脳新皮質」がメインですが、は大脳新皮質だけでなく他の脳部位や体の総合的な働きを含んだもの、と考えます。

 

そして頭の働きが良いことと心が強いことは違い、頭が悪いこととが弱いというのも同じではなくて違いますよね。

 

それは精神は主に頭脳・思考に属し、は頭の働きと体の感性の両方に属した総合的なものだからです。例えば認知療法は思考を整えるので精神には良いですが、体の感性は整えません。

 

心は頭だけでなく体も含むものであるのだから、心の不調和を根本からに整えるには、を整えることも必要なんですね。

 

そして無意識というのは「臓器全体」「脊髄、脳幹、大脳基底核大脳辺縁系、小脳」にリンクしています。 ヨガ・気功・東洋医学というのは、実は無意識を整える技術・エクササイズが含まれていると言っても良いでしょう。

 

だからヨガ・気功も効果もありますが、無意識レベルへアプローチしていきますから、深みにはまってやり過ぎると危険もあるわけです。ですので一般の方は、あくまでも心身の健康の回復と、バランス維持という範囲で十分です。

 

「思考の95%は無意識下での自動処理」 より引用抜粋

ハーバード大学ビジネススクールの名誉教授、ジェラルドザルトマン博士によると、人間の思考(Thinking)の95%は無自覚に起こっているという。

今、あなたが手に触れているマウスの感触、座っている椅子の右尻感じている圧力や、かすかに聞こえている部屋のエアコンの音など、 

こうしている間にも、あなたの脳はたくさんの情報を取捨選択しなら最適な判断(お尻を掻いたり足を組み直したり)を下しているが、

そのほとんどは意識に上がってくる前に自動的に処理されてる。ところが、そこであえて「なぜ?」を問われると、この自システムとは別の理性のしくみが動きだす。
– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)

引用元⇒ http://diamond.jp/articles/-/39303

 

 

胃腸と丹田

 

腸内細菌叢(腸内フローラ)が健康や自閉症の症状などに関係する、といわれていますが、関連する最新ニュースを追加更新しました。以下に外部サイト記事と関連サイトを紹介しています。

 

 

2019/4 追加更新

「腸内微生物の移植が、自閉症スペクトラムの症状を軽減する:研究結果」 より引用抜粋

腸内微生物の移植を施された自閉症スペクトラムの患者を2年かけて追跡調査した結果、患者に特徴的な「社会的ふるまい」に45パーセントもの改善がみられたとの研究結果が発表された。

この研究は、腸内微生物移植が自閉症スペクトラムの長期的な治療において効果的である可能性を示唆している。

– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)

引用元⇒ 腸内微生物の移植が、自閉症スペクトラムの症状を軽減する:研究結果

 

AASJ  4月13日 便の細菌叢移植による自閉症の治療(4月9日Scientific Reports掲載論文)

 

日本の体言葉「腹が据わってる」「腹ができている」という言葉があります。それは心が落ち着いて動じない姿をたとえたものですが、

 

何故「腹」なのでしょうか?「頭が据わってる。頭が出来ている」とは言いませんよね。

 

「胃腸」という位置は、武道気功・タオの概念でいう「丹田」がある場所でもあり、ヨーガでいうところの第二・第三のチャクラである「マニプ―ラ」「スワディシュターナ」の位置でもあります。

 

ここに意識のセンターがあるという概念、あるいは「意識のセンタこの位置に置く」というようなトレーニングが昔からあったわけです。西洋の科学的な思考からは考えもつかない発想でしょう。

 

つい最近までの西洋の科学的思考では、脳以外には意識はないというのはお決まりでしたからね。ですが最近はそうでもないことが分かってきているのです。

 

勿論、大脳の働きと全く同じレベルのものではないにせよ、そこには自律的な意識が確かに存在することが明らかになってきているんです。

 

「心の強さ」「丹田」と関係が深いのは、私の体感的な検証からも納得がいくのです。

 

頭だけを鍛え頭だけを整えても、やはり何かが不十分なのですね。それは先にも書きましたが「心」は体全体を含んだ意識と無意識だからなのです。

 

「日経サイエンス」 より引用抜粋

「胃腸と脳の意外なつながり」

私たち人間の胃腸にすみついている細菌などは,消化を助け免疫系の働きに影響を及ぼしたりしているだけではない。

私たちの神経系と相互作用しうる化合物を作り出している。こ23年で,人体にすむこうした微生物が私たちの気分や感情,そしておそらくはパーソナリティ(人格)までを微妙に変えいるらしいことがわかってきた。

腸内微生物は脳での遺伝子発現を変え,記憶と学習に関係する重要脳領域の発達を左右しているらしい。不安やストレスに対する私たちの反応にも影響しているようだ。

 – 引用ここまで- (続きは下記リンクより)

引用元⇒ http://www.nikkei-science.com/201210_058.html

 

以下の関連記事も参考にどうぞ。

うつ病は自律神経のレベル向上を 呼吸法で自然治癒力と免疫力を高める

 

私たちの「腸」には自律した「脳」がある/Heribert Watzke

胃の中に機能しているニューロンがあることを知っていましたか? 一億もあるのです。食物科学者である Heribert Watzke は私たちの胃にある「隠れた脳」と、その驚くべき働きを紹介します。

 

 

 

心療内科で医学博士の笹田信五さんの丹田呼吸法を紹介します。以下リンク先では文章による丹田呼吸の説明が書かれています。

⇒ 丹田呼吸法 

 

以下に笹田信五さんの丹田呼吸の動画を二つ続けて紹介します。

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