「全て自己責任が正論」 という風潮の嘘  同調圧力という「無責任な悪意」  

  「全てが自己責任」というのが正論 という風潮が今の日本社会には満ちています。確かに(ある面から見れば)「自己責任」ともいえますが、   ですが私がここでいう「自己責任」というのは、今の日本社会で主 […]

無視される「都合の悪い原因」  精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性  

  今日は、精神治療薬の問題と脳・心の単純化の危険性をテーマに、「組織、そして利権屋や権力」などが絡む時、そこで無視される「都合の悪い原因」というものの中のひとつを見ていきましょう。   このテーマと […]

道徳・倫理の矛盾と科学的検証 「善悪」は多数決・力関係で決まる?

  まずこの「道徳」や「倫理」のテーマにおけるアンチノミー(二律背反)、そして次に「外発的な動機づけ」や「場の力関係」で変化する『「道徳」や「倫理」とされるもの』の不確実性・相対性に関して考察しています。 &n […]

「無意識」の中身は親も子も変わらない  高齢者犯罪急増と子供の犯罪から見た無意識の構造

  この20年間で65歳以上の暴力事件は50倍に急増。(高齢者の絶対数が増えていることを比較考慮しても増加傾向である)   前にも高齢者の犯罪増加の記事を書きましたが、その時は少年犯罪との比較のための […]

無意識と犯罪の心理学 自己の統合へ向けて    

  境界性・解離・神経症の親と社会の【後編】です。 ⇒ 前篇 社会的成功は人格・波動・法則の必然的帰結ではない   犯罪はその社会で相対的に貧しい人・劣悪な家庭環境に生まれた人に多いという統計から、貧 […]

万人平等・公平はあり得るのか? を心理学的に分析

  今回は先に結論から書きますね。差別・同調圧力の「元」を見つめていくと、それは本質的に精神そのものを根本から変えない限りなくならないものなので、まず人間という生き物の構造上ほぼ無理・不可能と言ってもいいくらい […]

結婚・離婚 と 夫婦と社会のバランス

  結婚というのは単に男女の関係性に止まるものではなくて、家族の関係性そして社会との関係性まで幅広く含んだ総合的な関係性だと思います。   これが絶対に最良なものなんていう画一化したモデルなどはどこに […]

日本的倫理と犯罪心理学  日本はモラル低下及び犯罪が急増しているか? 

  日本的倫理や日本的価値観云々を言う前に、まず日本の倫理観、日本的価値観っていう何か絶対的なものがどこかにあるわけではありません。まずはそれを明確にしておきましょう。   日本も時代によって倫理の基 […]