歌声のゆらぎと癒しと魂 

 

関東は雨降りが多い八月で、涼しい北海道を除けば全国的にまだ残暑は続いていますが、徐々に夏も終わり秋が近づいてきていますね。

 

いろいろとやることが多くてブログ更新の間隔がどんどん伸びていますが、今後もゆっくりペースでやっていきます。今日は「歌・旋律の癒し・音楽療法」のカテゴリー記事をサクッと更新です。

 

「音楽療法」には、歌を歌う・楽器を演奏するなどの「能動的音楽療法」と、音楽鑑賞による「受動的音楽療法」があり、音楽療法士と一対一で行う「個人音楽療法」と小集団・大集団で行う「集団音楽療法」がありますが、

 

音楽療法の日本における現状や取り組み内容などの具体的情報をシンプルにまとめた LITALICO(りたりこ)発達ナビの記事を参考として紹介しておきますね。⇒  音楽療法とは?音楽療法を取り入れる目的・対象は?具体的な音楽療法の受け方までご紹介します!

 

この外部サイトは発達障害を中心にした内容で非常に情報量が多く、また理論や学問的な研究サイトではなく複数の当事者・関係者によるダイレクトな意見や現実的な対応・方法が中心で、メンタルヘス関連のおすすめのサイトのひとつです。

 

 

 

「聴いた瞬間に響いてくる声質」というものがりますが、例えばAimer(エメ)さんもそのひとりです。

 

彼女の声を分析した日本音響研究所によれば、「振幅ゆらぎと周波数ゆらぎが同時に発生している、非常に稀な声の持ち主」、とのことで、聴いていると気持ちの良くなる癒しの声質なんですね。

 

最初、サリュに少し似た声質のように瞬間的にはそう感じましたが、聴いていると違う質を感じます。

 

サリュの声も好きですが、Aimer(エメ)さんの歌声を聴いていると「懐かしい感覚が引き出されてくる」、そんな引力を感じます。

 

Aimer(エメ)さんは過去に声帯を痛め、長い「沈黙療法」で治療し回復した後に現在の稀有な声質を得たようです。ではここで一曲、Aimer(エメ)さんの『歌鳥風月』です。このMVは、切り絵・影絵のアニメーションもお気に入りです。

 

 

 

 

次の紹介のエヴァ・キャシディ(Eva Cassidy)さんは、ガンで33歳で亡くなったアメリカの女性歌手ですが、名曲「虹の彼方に」のカバーの歌声が素晴らしく、随分前に聴いたのですが歌声が鮮明に焼き付いています。

 

こういう心のこもった声・表現を聴く時、時間、空間を簡単に超え、そして会ったこともない人、会うことも出来ない人の魂を感じて共振が起きる瞬間、心が癒されます。

 

 

ラストは、キューバの永遠の歌姫で世界的な歌手のOmara Portuondo(オマーラ・ポルトゥオンド 現在 86歳)の「Rabo de nube」を紹介します。肉体は年老いても歌声から伝わる魂の力は衰えていません、まさに至宝ですね。

 

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