2025-03-29 / 最終更新日時 : 2025-03-31 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 まとも以外「私」じゃないの 今回は、主に前回書いた「ラカン」のつづき、補足の記事です。 それにしても「啓蒙」とか「革命」とか「自由」とかの訳語を作った幕末明治初期の読書階級の学力は凄いですよね。例えばRevolution […]
2025-03-09 / 最終更新日時 : 2025-03-18 tukinowaguma 心理学総合 二項対立、脱構築とチャトゥシュコーティ 古代ギリシャの哲学や儒教などの伝統的議論では、「知識」だけでなく実践的な知恵(ソフィア、智慧)を重視しており、「賢さ」を単に学問的能力で評価すること自体に疑問を呈しています。 そして心理学的研究(例:Kohlbergの道 […]
2024-08-10 / 最終更新日時 : 2024-08-21 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 ヒトのユニークスキル 呪術とリュトモス マックス・ウェーバーの「価値自由」と「教壇禁欲」は、学問における重要な概念です。 価値自由とは、学問的な研究や教育において、研究者や教育者が自分の価値観や信念を持ち込まず、客観的かつ中立的な立場を保つことを […]
2024-04-22 / 最終更新日時 : 2024-05-01 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 タウマゼインと「神の声」の喪失 ジュリアン・ジェインズ(アメリカの心理学者)は、彼の著書『神々の沈黙-意識の誕生と文明の興亡』で、意識の起源についての革新的な理論を提唱しました。 彼は、意識の起源は約3000年前にさかのぼり、それ以前の人間は古代文明で […]
2023-12-31 / 最終更新日時 : 2024-03-10 tukinowaguma パーソナリティ(人格)障害 バランスという身体知が生む愛と直感 師走はバタバタ忙しく時間が取れないまま年末に至りました。下書きのままだった記事を一気に更新。もう今年もあっという間に残り一日です。よいお年を。 ところで「実家が太い」というよく知られたワードが再び師走のSN […]
2023-12-31 / 最終更新日時 : 2024-01-11 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 「配給されたもの」と「自ら生えるもの」 田村さと子先生の授業でテキーラを飲んで詩を味わった身からすると、大学における自由の幅を身をもって拡大して見せる講義の実践には敬意を払いたいと思いますが、「配給された自由」というか許可されて食う鍋の味は美味い […]
2023-12-31 / 最終更新日時 : 2024-04-20 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 「何かに狂っている状態」の多様性 『 アーーーッ!ほんっとに!仕事以外でお金が発生しない昼職の男と話すの無理ィイイイイイ!!!金も貰えないのに、時間取られて性的に迫られるのなんていう地獄??後から怒りが湧いてきて死にそうになる。マジでホスト以外の男と話す […]
2023-11-11 / 最終更新日時 : 2023-12-18 tukinowaguma 社会心理学・社会学・人類学 セイラムの魔女狩り 「伝わりやすい単純化された二元論」 2018年から始まったポッドキャスト番組『Modern Wisdom』第665回目のエピソードで、クリス・ウィリアムソンがコーリー・クラーク博士と対談し、学術心理学における自己検閲やジェンダー・バイアスについて議論した。 […]
2023-08-14 / 最終更新日時 : 2023-08-19 tukinowaguma 禅・瞑想・マインドフルネス 無形のウニオ・ミュスティカ 世界・自然界は大きな変化の時を迎えています。とても大きな今までにはなかった流れに向かっています。人によっては今の流れがとても苦しいものとして感じられるでしょう。しかしまだこの流れは始まりに過ぎないでしょう。 […]
2023-07-30 / 最終更新日時 : 2023-08-12 tukinowaguma 禅・瞑想・マインドフルネス 有限と無限 あり得ないはあり得ない 「神についての思索を表現しない方程式は僕にとっては無価値だ」と語る天才数学者ラマヌジャンは、ロゴス的知性による哲学とは真逆の直観によるものであり、ラマヌジャンの知への洞察は瞑想的ものなんですね。 ここで語る「瞑想」という […]