どんな時代も逆境も ただ「今」を ギターと名言
久々にブログ更新です。(^-^)
今回は「歌・旋律の癒し」と「詩・好きな言葉」のカテゴリー記事の更新です。難しい心理分析系・哲学系の記事は、時期と季節がもう少し落ち着くまで待ちましょう。
名言と動画を記事にはさみながら幾つか紹介しています。今回は「ヘビィメタル」の曲がメインです。
賢明に語ることはしばしば困難である。 賢明に沈黙することは、たいていはもっと困難である。(ボーデンシュテット)
例えば「自分が存在すること自体が吐き気がするほどの自己嫌悪にある時」、あるいは「単に死なないために生きていくだけに必死な時」に、どうやっても絶望しかない時に、創造?笑い?歌?... ってって感じでしょう。
ですが、たとえば黒人が奴隷時代において、市場で買われてモノのように扱われ 強制労働をさせられた時も、「共に歌うことと全身で表現すること」を決して忘れなかった、やめなかったんですね。⇒ – 奴隷たちによる独自の音楽誕生 –
「人生」の長い旅をゆくとき、よくぶつかる二つの大きな難関がある。第一は、「分かれ道」である。第二は、「行きどまり」である。(魯迅)
ブルース、ジャズ、レゲエ、タップ、ゴスペル、そしてラップもその音楽のルーツはアフリカにあります。ではここで、タップの神様「ビル・ボージャングル・ロビンソン」の動画を紹介です。これ何回見ても凄いなぁと思います。
Little Colonel Bojangles Dance
何も奴隷時代の不遇な黒人の話など持ち出さなくても、インフラなど皆無の原始時代の頃から、人は剥き出しの 死と病と自然の猛威と危険の中でも、歌ってきたし、表現してきたし、笑ってきたし、そうやってどんな時代も「今」を生きてきたんですよね。
動物も植物も「今」を「現実」を生きているんです。自らの生を限界まで表現してそして死んでいくわけです。
人生とは一直線ではなくて循環するもの。(バーバラ・ブラハム)
人の表現に反応するだけの生ではなく、自らも何かを生み出していける生であればいい。別にデッカイことやらなきゃ生きてる意味ないとか、そんなこと全くどうでもよく、私は私、あなたはあなた。 お互いに入れ変わることも出来ない代りのいない存在。
私は世界中のいろんな「あなた」に笑い、「あなた」に泣き、「あなた」に学び、「あなた」に怒り、「あなた」に感謝し、「あなた」に癒され、「あなた」に騙され、「あなた」に助けられてきたけど、それは誰かにとっての「私」も程度の差はあれ同じようなものだろう。
だからいろんなあなたに「ごめん」と言いたいと同時に「ありがとう」とも言いたい。 そんな私は私の生を、そんなあなたはあなたの生を どうぞ大切に。
ただ幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。しかし他人よりも幸せになりたいというのならば、それは困難だ。我々は、他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。(モンテスキュー)
自分以外の人間になりたいと願いながら、人生を送るのは耐え難いって (チャーリー・ブラウン)
ではここからギター速弾きのメタル曲を紹介していきま すが、まずは軽目に、Racer Xの「Scarified cover」を 軽快に弾きこなす少女の動画を紹介です。
そして「なんでこの子はこんなヘビィーな曲を笑いながら弾いてるんだ~」って感じの子で、ギャップがいいです。身体に響いてくる 音はライトなんですが、上手いです。
Racer Xと言えば光速の貴公子ポール・ギ ルバートが有名ですが、何でも速けりゃいいってもんじゃないですが、Racer Xの楽曲は速いだけじゃないですね、楽曲の構成、そしてギター、凄く好きです。(^-^)
イングヴェイ・マルムスティーンも確かに速かったけど、曲があまり好きになれませんでした。「物凄くデッサンは上手いんだけど何かあまり好きじゃない絵画」のように。
Racer X / Scarified cover
苦しみは永劫にしてはかりがたく、暗く、無限の相を持つ(ワーズワース)
寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る (ウォルト・ホイットマン)
ではもう一曲Racer xのTechnical Difficulties の紹介ですが、今度はさらに年下の天才少年が弾いています、なんと9歳。
この子は凄すぎですね、「天才」と表現するからには上手いのは当然として、音のパワーも大人レベルなんです。身体にズンズン響いてきます。9歳の子に「おっさん頑張れ、人生しょぼくれてんじゃねーぞ」ってしばかれているような衝撃です。笑
ギターももちろん、他の楽器を含めた楽曲の構成全体が凄いツボですね。凄いなぁこの少年、ビリビリきます。
因襲にぜんぜん屈服しない男女から成り立つ社会のほうがみんなが画一的になるような社会よりもおもしろい社会であろう(バートランド・ラッセル)
ではヘビィでブルージーな曲が続いたので、ここでアコースティックなギターソロの曲を紹介です。この曲「Anthropomorph」は、アメリカの女性ギタリスト「カーキ・キング」の演奏です。動画自体が芸術作品です。
Anthropomorph By Kaki King
カーキ・キングの美しい癒しのアコースティック曲、以下リンク先の曲もオススメです。
⇒ Kaki King – “No True Masterpiece Will EverBe Complete” – “Glow“
心を高揚させる勝利もあれば、堕落させる勝利もある。心を打ちひしぐ敗北もあれば、目覚めさせる敗北もある。(サン=テグジュペリ)
人間に必要なのは困ることだ。 絶体絶命に追い込まれたときに出る力が本当の力です。(本田宗一郎)
ではラストに「JulietteVmusic」より メタルの帝王「Ozzy Osbourne」 の「Bark At The Moon」coverをどうぞ。曲自体が凄くいいんですが、彼女の演奏もパワフルで凄く響きます。ビシビシきます 笑
Bark At The Moon – Ozzy Osbourne (cover by Juliette Valduriez)
「困難になることはいかなることなるか」 「己自身を知ることなり」 「然らば、容易になることはいかなることなるか」 「他人に忠告することなり」 (タレス)
人を幸福にするものは、どれだけたくさんのものを持っているかということではなく、手持ちのものをどんな風に楽しむかという事である。(チャールズ・H・スパージョン)