江戸と現代の類似点 伝統と現在の文化融合
「癒しの休憩タイム」「ユーモア・ジョーク」のカテゴリー記事の更新です。
最近LGBTという言葉を耳にする機会が増えましたが、男色文化や衆道は江戸時代以前から存在し、侍や将軍や僧侶にも多数存在しており、歌舞伎にもそれは反映されていますね。
また歴史学者の磯田道史 氏によれば、江戸の庶民は脳内リゾート力が高く、「お金をかけない想像的な遊び」が流行り、例えば江戸の「水茶屋」は現代でいうところの「メイドカフェ」であり、
そのトップの人気アイドル「笠森お仙」は、現代で言うイラスト・フィギュア化も行われており、しかもファンの中には「2次元のお仙」を三次元よりも好む、2次 元オタクまで存在したといいます。面白い学者さんですね。(^-^)
つまり現代のヲタクの妄想力は、江戸時代の庶民の日常・文化とも共通性があり、そういう視点から見ると、現代日本人は「変わった」のではなく、「本来の先祖の状態に戻ってきた」という感じもして親近感がわきますね。
そして最近、ついに二次元の初音ミクと日本の伝統文化である歌舞伎が融合しました。
過去と未来の日本人の文化遺伝子(ミーム)が再びひとつの文化に合体し進化した芸術作品です。 かなり好評のようです。以下に関連動画を紹介しますね。
超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」
江戸時代は現代よりも離婚率が高かったようですね、 そして再婚も珍しくなく今で言うバツ2とかバツ3も 普通にいたようです。また、地方以外の江戸の都市部の男性の未婚率は50パーセントを超えていたと言います。
そして現代の日本人は働ぎすぎとか、過労死とかブラック企業が問題化されていますが、江戸時代はもっとブラックで働き過ぎで、労働の在り方も似ていたようです。以下の記事は江戸の労働事情をわかりやすく書いているので参考に紹介しておきますね。(2017/9 追加更新)
細かい部分を見ていけばもちろん今の日本社会と江戸には様々な差異がありますが、男女の恋愛及び文化や結婚、そして労働なども含めての結構似ているところも確かにありますね。
ではラストに、現代の夫・結婚生活の悲哀を感じさせる「サラリーマン川柳」からいくつか気に入った川柳の紹介と、川柳動画をどうぞ。
退職金 もらった瞬間 妻 ドローン 気を遣い 妻を目で追う オレとイヌ トライして ずっと寝たママ ごろん丸 本物の ビール3本 わが爆買い まいにちが 修造だけに 励まされ マイナンバー 国より厳しい 妻管理
引用元 ⇒ サラリーマン川柳