ガムランの倍音・ゆらぎ 世界の民族音楽・伝統的な音楽の癒し
昔から3月は「心・精神が不安定になりやすい季節」だと言われます。まぁ自然界・人間社会の両面から見ていろんな意味で変化の大きな季節ですから、3月は「内外からの揺さぶりが大きい季節」と言えるでしょう。
季節の変わり目は風邪をひいたり体調も崩しやすいので、やはり「心身一如」が大事ですね。
心・精神が不安定になりやすい季節・時期は、「自然・季節の変化を楽しみながら心身をゆっくり変化に合わせて調律していくように過ごす」と、心身一如で自然に移行できます。
自然界の変化、例えば草花の成長・空・太陽光・風などの変化、旬の食材、こういったすべてのものをゆっくり味わう、などですね。特にあてもなくボーっとした意識のままで自然の中をゆっくり散歩したり、祭りや季節の行事などを見に行く、なども良いと思います。
内外の変化が大きい時は、変化の流れに飲み込まれていると、心も体も揺さぶられやすくなるので、「敢えてゆっくり」のペースを心掛けるとちょうど良い、と感じますね。
今日はそういうことも含めて難しい内容の記事はお休みし、「音の癒し」をテーマに「ガムランの倍音・ゆらぎ」と、「世界の民族音楽・伝統的な音楽の癒し」をテーマに幾つかの動画を紹介しています。
ガムランの倍音・ゆらぎ
ガムランはインドネシアの民族音楽ですが、音のゆらぎと倍音の心地よさが素晴らしい音楽なんですね。癒し度が高いと感じた動画を幾つかピックアップして以下に続けて紹介しています。
以前にも琴やハープやその他の様々な倍音・ゆらぎの楽器の旋律を紹介してきましたが、ガムランはその中でもトップクラスなんですね。多元的な絶妙な振動・ゆらぎは、シンプルながら普遍的な「音の宇宙」ですね。
特に最初の二つの動画は音の生命力が強いです。
Warisan Gamelan Melayu – Nongga
Nunung Nurmalasari-AYUN AMBING.wmv
次に紹介の三つ目のガムラン演奏動画は、「日米の現代作品」で、芸術的なクオリティーが高い仕上がりになっています。
- 以下、動画説明文より引用・抜粋 -
ガムランはインドネシアの伝統楽器であるとともに、ドビュッシー以来の欧米の作曲家にも大きな影響を与えています。今回はアメリカ現代音楽の巨匠・ルー・ハリソンによるガムランのための曲や、日本人作曲家の作品を演奏します。SMC 『越境するガムラン・日米の現代作品による』
フランス、ペルー、アルゼンチン、ロシアの民族音楽・伝統的な音楽の動画を以下に続けて紹介しますね。
民族音楽や伝統音楽で使用される楽器は様々なメロディの個性を持ちつつ豊かな「倍音・ゆらぎ」を有しています。そして何とも言えない懐かしさの感覚・優しさ・哀愁を感じさせるものが多いです。
以下に紹介の動画は、癒し度が高く聴きやすいものをピックアップしたものです。(動画はそれぞれ、40分~60分弱あるので、時間がある時にでもゆっくりかけ流して聴いてみてくださいね。)