神秘体験 癒しとサイエンス 宇宙・地球という神秘
小難しい記事が続いたので、今日は癒しの休憩タイムで「サイエンス系の動画・映像」を幾つか紹介します。
宇宙飛行士がよく神秘体験をしたり、その後の人生観が全く変わったりすることがあります。それは瞑想体験とも多くの共通点があり、無意識の領域の一部を経験したものと感じます。その一部は「宇宙」を感性的に捉えたものが本質に含まれているとも言えます。
そしてそれは通常の顕在意識の観念的枠組みを壊し広げるでしょう。例えば、万物との一体化の体験や至福の体験などの本質がそうです。
ですが、内的に開き解放された意識の表象には個人的・集合的な無意識の情報が投影されるため、そして意識の状態がより深い場合、よりリアルに体験されるため、そこには多くのイリュージョンが生じながらも、その全体像の自覚は困難であり、体験がそのまま確信されることが起きるでしょう。
そのような意識状態である時、あるいはその体験を有する時に、霊的世界観を盲信して同化・強化してしまうと、どんどんズレていくことがあるわけですね。
宇宙飛行体験であれ、麻薬体験であれ、行法体験であれ、臨死体験であれ、神秘体験の安易な盲信はしない方がよいでしょう。
そういうことではなく、「宇宙」そして「世界」はそれ自体で神秘です。「そのまま在る姿」のまま、それを自然に深く感じ、感応するのなら、神秘体験というものは当たり前に日常の瞬間瞬間に存在する詩であり、本来それはシンプルで素晴らしいものなのです。
宇宙・地球という神秘
ではまず先に、映像作家のルイ・シュワルツバーグによるTED動画『見えざる世界のミステリー』を紹介します。驚くべき自然の姿をスローダウン、スピードアップ、拡大して見せるその技術力が素晴らしいですね。
私たちは目に見えない美に満ちた世界に生きています。ただあまりに小さく繊細なため、人の目では見ることができないのです。
月と地球
「月の内部」はどうなっているのでしょうか? 実は今も高温の可能性があることを国立天文台と中国地質大などの国際研究チーム が日本の月探査機「かぐや」の観測 データ分析から明らかとしました。⇒ 今も温かい月の中~月マントル最深部における潮汐加熱~
次に紹介の動画も力作です。「地球の内部」はどうなっているのか?スピ系の人たちの中には「地球空洞説」なんていうのを信じている人もいますが、まぁそれはともかく、現代の科学で分析された「地球の内部」もとてもミステリアスです。
地球の中心”コア”への旅 (1)地球の中心”コア”への旅
NASAの惑星探査衛星「ボイジャー」が録音した地球の音です。宇宙空間には空気が無いため無音だと思われがちですが、実際には電磁震動としての音が存在しています。
この電磁振動の音は、人間が知覚できる音の周波数(可聴域)である毎秒20~20,000サイクルで録音されたものです。
NASAの衛星が録音した地球の音