日本と世界の身近なアートな癒し
今回も引き続き「アートと癒し」「創造性と美」がテーマです。今日は日本と世界の身近なアートの動画を紹介しますね。
私のスタンスとしては小難しい理屈やら芸術論やら高尚な美意識などは置いといて、アレコレ決めつけずに見たり感じたり、作ったり描いたりを実際にやって楽しんでみる、という「遊び」が好きです。
クオリティやらプロフェッショナルやら、そんなのを競ってるのでもなく、どっちが上とか下とか凄いとか陳腐とか、そういう優劣の評価もどうでもよくて、まずはやってみる、造ってみる、ていうところから。
一流だの二流だの、本物だ偽物だの、オリジナルだの人真似だの、そんな高尚なことではなく、まず「動く」こと、「遊んでみる」ことが先です、深く考えるのはその後でいいのです。
何かやってみて、違和感を感じたり、志向が全く変わっていくのであればそれにまかせればいし、それぞれに追求していけばいい、というくらいの感覚です。
別にアートの先生でも教育者でもないので、その先にどうなっていくか、そんなの人それぞれ。「好奇心」が刺激され「きっかけ」になればそれでいいわけですね。
まず最初は、今年の1月16日~19日にシンガポールで開催されたアート・ステージ・シンガポールの展示会の動画です。面白い斬新な作品が多いアジアの展示会です。
Art Stage Singapore 2014
つぎに紹介するのは「盆石」という日本の伝統的な縮景芸術ですが、これ意外に知らない人も多いようです。
日本人は古来から繊細な感性によって自然を愛し、日常と自然を調和させてきました。「盆石」は黒い盆の上に数寸の自然石を置き、白砂をまき、羽根や小さなホウキで自然の姿を描く、縮景芸術です。
その歴史は室町時代にまで遡り、江戸時代には庶民のささやかな楽しみとして広く親しまれていました。
細川流盆石-野路玉川 【20110413】
次に紹介するのは「ひょうたんランプ」という芸術作品ですが、これも自然素材を生かしたシンプルなアート作品ながら、幻想的な「影絵+プラネタリウム」のような不思議な光のアートの世界です。
「ひょうたんランプの宇宙sora」gourd lamps YOKO堂
次は海外で人気の「ミクストメディア」というシンプルなアートですが、ミクストメディアというのは複数のメディアを用い合成して自由に一つの作品を作る技法です。
Mixed Media Art Canvas – Flora
次に紹介するのは「ペーパークイリング」というペーパークラフトの動画です。ペーパークイリングというのは、細長い紙を丸めてパーツを作り、それを組み合わせていろんな形に仕上げていくアートです。
Quilled Fringed Flowers – Fleurs Frangées en Papier Roulé
次に紹介する二つの動画は、絵画の下書きから完成までの過程を早送りした動画です。最初はアクリル絵の具での秋の林の作品、次の動画は油絵での女性の顔の作品ですが、
徐々に姿が明確になっていく手さばきが見ていて気持ち良く、どちらも素晴らしい仕上がりの作品です。
Maxim Grunin landscape painting in acrylics part 2
Yuehua He oil painting “Girl”