ナルシズムと自我の病理 太宰治と三島由紀夫の自己愛性パーソナリティ

  「虚無を生むもの」のテーマはまだしばらくは続きます。今回も「自我」に関する補足の記事ですが、今日は太宰治と三島由紀夫を中心に、自我の運動と自我の生む病理の構造を見てみましょう。   以下は 岸田秀 […]

「性格・人格」の形成   心理学・社会学でみる社会と人格    

  心理学的に見ると、その人の「人格」「性格」の全体性というのは、「先天的な気質」+キャラクター(基本の性格特徴)+社会的性格+役割性格です。   乳幼児期に見られる個人差を発達心理学では「気質」と表 […]

境界性パーソナリティ障害の治療  弁証法的行動療法(DBT) – マインドフルネス

  マインドフルネスをとり入れている認知行動療法に弁証法的行動療法があります。マインドフルネスに関しては、以下の記事を参考にどうぞ。⇒ マインドフルネス 認知療法(MBCT)・ ストレス低減法(MBSR) &n […]

発達心理学でみたパーソナリティ障害  親・家庭の機能不全が及ぼす影響

  今日は「発達心理学」という角度から、人格障害がどのようにして起こるのかをみてみましょう。   親の意識的・無意識的な働きかけのうち、子供に根深い影響を与えるのは「無意識的な負の作用」です。 &nb […]

社会的成功は人格・波動・法則の必然的帰結ではない  境界性・解離・神経症の親と社会

  「境界性・解離・神経症の親と社会」の前篇では社会的成功のウソをテーマに、意識の支配とコントロールがどのように行われて「優劣」の意識が刷り込まれているかを書きます。   後編 ⇒ 無意識と犯罪の心理 […]