夏の夜に
今回は「歌・旋律の癒し」のカテゴリー記事の更新です。
よく「政治と宗教の話はタブー」とかなんとか聞きますが、最近のSNSは政治と宗教の話ばかりで戦前のような分断化が現出しているところをみると、やっぱり建前としてタブーにしておくのがベターということが実証されました。
後、SNSにおいてもうひとつ追加項目として「政治と宗教とサイゼリヤの話はタブー」です。
サイゼリヤに自我が飲み込まれるような人が現れたり、サイゼリヤ警察から「サイゼリアでなくサイゼリヤです、ヤです!」と摘発されたり、
まぁサイゼリヤは人によって様々な肯定・否定の思いを生起させ、社会・世界・時代のいろんな要素をギュッと内在化したすごい人気店なので、SNSで定期的に騒ぐことでサイゼリヤを自動的に宣伝してくれるので大繁盛まちがいなしでしょう。
情報を簡潔にまとめると「弱者に優しく効率化されたグローバルな意識の高い企業努力に満ちたコスパ最強の店」とのことですが、まぁサイゼリヤは原価率も高いし、そもそも日本の飲食店は世界的にみてもレベル高いと評判ですからね。
他には、最近のSNSでのシュールな例ですが「ソースはサスペンスドラマ」でDV問題を斬る!みたいな人とか3の倍数に反応するオモローな人もいたりして、想像を超えて深い多様性に遭遇する今日この頃です。
そして安倍さんの事件以来、メディアもネットも再び時代が逆戻りしたかのようです。オウムの時の報道と東北大震災の時をミックスしたような集団ヒステリー状態ですね。
『何かを「絶対悪」として憎み、それをみなで叩き潰せば社会は良くなる』、今も昔も社会・メディアはそんな空気に統一ですね。オウムの時もそうだったように何を徹底的に叩くかの対象が入れ替わっていくだけで、「叩く側」も信じる神が違うだけのカルト信者のようです。
あれも統一これも統一、あのツボ、このツボを突きまくる北統神拳 正しさで「絶対悪(とされたもの)」を消毒すれば世界はキレイに統一されると思い込む我こそは正義のつもりのヒャッハーたちよ、「お前はもう統一されている」
日々観察していると、今の状態は川で例えるなら「決壊寸前の濁流」のような感じ。まぁ想像を超えて深い多様性とか集団ヒステリー等に自我が飲み込まれないように自身の時間を生きましょう。
ではここでまず一曲紹介で「踊り子」のcoverです♪この曲好きなんですが、個人的には夏の夜に聴きたい曲って感じですね。ボーっとできる昭和の古いレストランのゆったりまったりな感じ♪
音楽のcoverって絵でいえば「模写」ですね、身体を合わせていく。「踊り子」のcoverではやっぱりダズビーのが一番お気に入りで、この声のゆらぎがたまんないんですね~。
次に紹介するのはドクター・キャピタルさんの「踊り子」の解説動画で、これもいい感じです。音楽博士で教授でもありプロとして演奏、作曲もする先生で、音楽の構造的な理解力が凄いです。
いろんな曲の構造を音楽的に解説していくめちゃ面白い先生♪ファンになりました。
暗いニュースも多い今日この頃、 金指恵美(キーボード)、芹田珠奈( ベース)、関優梨子( ドラム)の3人組バンドの「TOKYO GROOVE JYOSHI」に、津軽三味線奏者の川嶋志乃舞がゲスト参加している曲「WHAT IS HIP ?」の紹介です。
パワフルで流れるようにリズミカルに、音で会話しているかのように絡み合う楽器たち。何より楽しそうで最高なんですね♪これも癖になる感じのゆらぎで魔力があります。特にベースの芹田珠奈さん!ツボにビシバシ響かせてきます♪
WHAT IS HIP ? (Cover)/TOKYO GROOVE JYOSHI & Shinobu Kawashima