パロディーと政治学者Qのトランプ対ヒラリーの分析

 

ユーモア・ジョーク」のカテゴリー記事の紹介です。 今回はパロディーを含むブラックユーモア系のフィクション記事です。 まずヒラリーとトランプがデュエットするお笑い動画から紹介です。

 

 

二人の直接対決に関しては、次に紹介のこのパロディー動画が最高でした。見事に特徴を掴んでいて、凄いなぁと思いました 笑

 

 

 

◇ 辛口政治学者Qのトランプ対ヒラリーの分析(辛口政治学者Qは実在しません。フィクション記事です。)

世の中の政治家、政治学者、コメンテーター、みなCランク以下だ!」を豪語する辛口政治学者Qが「トランプ対ヒラリーの分析」に関して「私がAランクの回答を出してやろう」とすごんできた。

以下、「政治学者QのAランクの回答」???

 

トランポリン、いやトランプさんはゲスだが、よく考えてみれば「CHANGE」、「YES、WE CAN」とか何とか言って皆が期待したあの善人は、何もチェンジすることはなくガッチリと現状維持だった..。

「やればできる!」と言いつつ 彼は何もやらなかった。「何もしなければ何も生まれない!」 それは彼自身の姿でもあった。自分に言い聞かせていただけだったのか!

そう言えばこんなサイトを見つけた、なかなか良いじゃないかこの分析は。

君の周りに、無職になって落ち込んでいる奴がいるかもしれない。そんなときに言ってあげよう。そう、Yes We Canと。君の周りに、不妊で困っている人がいるかもしれない。そんなときに言ってあげよう。そう、Yes We Canと。

君の周りに、友達がいなくて泣いている人がいるかもしれない。そんなときに言ってあげよう。そう、Yse We Canと。君の周りに、彼女ができなくて嘆いている人がいるかもしれない。そんなときに言ってあげよう。そう、Yse We Canと。

君の周りに、30歳になっても童貞な人がいるかもしれない。そんなときに言ってあげよう。そう、Yes We Canと。逆ギレされても知らないけどね。         引用元⇒ Yes We Can

 

ならば「unchanging!」の方が正直だったろう。

だがあの「善人のように見える人」が、「unchanging!」といって演説していたなら大統領になれただろうか? いや大統領になんかなれないだろう。

 

オバマ前大統領 この2年間で5万発近い爆弾をばらまいていた

僕は「黒人」に変装して医学部に合格した――アファーマティブ・アクションは「差別」なのか?

 

庶民が痛感した結論 ➀ 『 正直者は大統領になれない 』

 

そして何も「チェンジ」しなかったあの善人は、正確には「善人に見える人」に過ぎず、そしてそろそろ自身が「大統領チェンジ」の時だ。とすれば、「チェンジ!」は「善人に見える人」には無理だということだ。

 

庶民が痛感した結論 ➁ 『「善人に見える人」に変革は無理 』

 

そして チェンジとか何とか耳触りのよいことを言って登場してくる人物に限って「それとは逆のことをする」、この歴史の繰り返しに もう我々はうんざりだ。

 

庶民が痛感した結論 ➂ 「耳触りのよいことを言って登場してくる人物」は言っていることと逆のことをする

 

➀+➁+➂ から導き出される答え

 

➀ 正直者は大統領になれないのだから、もうみな「嘘つき」で政治家に善人はいないのがデフォルトなので、「嘘つきか正直か」は評価の基準にならない。

そして➁「善人に見える人」に変革は無理なわけだから、➀+➁=「善人」と「善人に見える人」はどちらもダメ、ということになる。そして➂ 「耳触りのよいことを言って登場してくる人物」は言っていることと逆のことをする 

ということは、「善人に見えるような小賢しい振る舞いもせず、素のままでゲスなことを言い続け、やっていることも薄汚い感じの人物」の方が大統領にふさわしく、しかも就任後の結果は逆になる可能性がある、と導き出せる。

それは根拠のない迷信かもしれないが、少なくとも「嘘であると実証された迷信」よりはまだいくらかの可能性は感じさせてくれる。

 

彼の言葉は破壊的で短絡的だ とすれば彼が大統領になればそれは結果的には創造的な働きになるだろう。彼はあくどいことばかりを言うし、過去にやってきたこともゲスだ、ならば彼が大統領になれば結果的には善いものになるはずだ。

こんな私をひねくれている、とは思わないでほしい、だって「いつも言っていることとやっていることが真逆の政治家」ばかり我々は見続けてきたのだから。

言っていることが最低であればあるほど、この政治家はそれと逆のことをするかもしれない、あるいは態度・姿勢はそのままであっても逆の結果を出すかもしれない、という、この天邪鬼な人情を理解してほしい。

我々はもう「善人のように見える人」の嘘には付き合えない、なので「悪人のように見える人」の可能性に賭けてみたい気分だ、そう、全ては政治家への不信が生み出した結論なのだ。

クリキントン、いやクリントンさんは 正論・常識的なことばかりを言う、ならばもう彼女が何をするかは言うまでもない、ね。 きっとこう⇓なる。

 

 

トランプさんは頭のキレもそれほどよくなかったが、よく考えてごらん、本当に頭のキレる連中が何をやってきたかを。彼等はロクなことはしてこなかった。

あの善人は女遊びもせず謙虚でノーベル何とか賞もとったが、社会は平和ではなくなり世の中はどんどん不調和で薄汚くなっているじゃないか。まるで彼の言動に反比例するかのように。

だったら薄汚いことは薄汚い人にさせたほうが適職でいい のかもしれない、そうすれば薄汚さに反比例するかのように 世界は平和で調和的になるかもしれないぞ。

あれだけの精力と図太さと自己中心性がなければ 政治未経験者がノコノコ大統領選に出てきて大声でわめきちらすことなんて出来るわけもなく、

つまりは彼は半分壊れかけたアメリカ社会が生んだ、アメリカの負の集積みたいな「白人オヤジの叫び声の化身」なんだろうさ。アメリカの負の分身なんだから、負の仕事を彼にやらせた方が天職で上手くいくかもかもしれない。

「お上品で高みの見物の偽善者」や一部のエリートだけを守り優遇する政治よりはずっと相性抜群だろう。

政治学者Qのトランプ対ヒラリーの分析 - ここまで -

 

P.S.  そういえばあの善人よりも先に、アメリカには大いなる理想を語り尊敬されてきた大統領が複数いたわけだが、その中でもトマス・ジェファーソンとかいう人は「凄い、実に凄い人だった」と言われている人だ。

先ほどはちょっと辛口に書きすぎたし、理想&善&偉人が大好きな方のためにラストに一つ良い記事を紹介しよう。

 

差別大国アメリカの「タテマエ」と「ホンネ」より引用抜粋

(前略)
そんな折に、現状を見通すかのようなアメリカ映画をケーブルテレビで見た。5年前に公開された犯罪映画『ジャッキー・コーガン』である。ブラッド・ピットが殺し屋のジャッキー・コーガン役を演じた。

殺し屋が賭場荒しの強盗3人を始末する話なのだが、そのストーリーが08年のアメリカ大統領選挙と並行して展開する。
(中略)
オバマの支持者たちの熱狂的な歓声がテレビから流れてくるが、バーの中は静かで客は誰もテレビを見ていない。殺し屋は「金額が足りない」と文句を言う。

雇い主は「不景気だから値下げした」と答える。そこに再びオバマの演説が聞こえてくる。「アメリカン・ドリームを取り戻し、我々は一つだと確認しよう」。

すると殺し屋が「一つの国民なんてジェファーソンの作った幻想だ」と言う。「ジェファーソンは聖人だ。すべての人は平等だと言った。だが子供たちに奴隷を所有させ、英国に税金を払うのを嫌がった。

そしてワイン好きだ。民衆を扇動して大勢を戦争で死なせ、その間、ワインを飲み奴隷を犯した。何が一つの共同体だ。笑わせるな。

アメリカで生きるのに頼れるのは自分だけだ。アメリカは国家じゃない。アメリカはビジネスだ。ちゃんと金を払え」。そのセリフで映画は終わる。

ジェファーソンとは、アメリカ建国の父、イギリスの植民地支配に抵抗して基本的人権を柱とするアメリカ独立宣言を起草したトーマス・ジェファーソンである。

「すべての人間は平等である」というアメリカ独立宣言はフランス革命などその後の世界に大きな影響を与えた。アメリカ民主主義の源と言える。

しかし殺し屋が言うように本人は奴隷制廃止を主張しながら「黒人は白人より劣る」と考え、黒人奴隷を性の対象とする当時の風習を自らも実行した。

第三代大統領になると先住民族インディアンの強制移住を立案し、反抗する部族には皆殺しの方針で臨んだ。背景には先住民族を優生学的に劣悪と見る差別主義があったと言われる。

またジェファーソンは個人の自由と権利を守るには政府を縛る必要があり、同時に自分のことは自分でする自己責任の原則こそがアメリカの美徳と考えた。

「小さな政府」の考えはここから出てくる。殺し屋が言うようにアメリカは決して国民の面倒を見てくれない。自分の面倒は自分で見なければならない。だからアメリカは国ではない、ビジネスなのだ。
– 引用ここまで- (続きは下記リンクより)

引用元⇒ 差別大国アメリカの「タテマエ」と「ホンネ」

 

流石はアメリカ、政治家たちの「見せ方」の上手さは最初から筋金入りだな、死んでもなお世界中の人を騙し続けることに成功するなんて、非力な弱者も正直者も浮かばれない国さ~  人間なんてらら~ら~らららら~ら~~

 

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